大学3年生の現在受講している上松先生の「フィールド演習MC」という授業内で制作している。「人間以外の特定の存在と協働し、関係性を見直す。修復し、その結果として大きな視点でどのような変化が起こるのか考え、観察すること」というテーマで、成果物を3つ制作する予定だ。
雑草ふりかけとは、捨ててしまう雑草を有効活用することで、環境に優しいガーデニングや農業を実現するための方法だ。微生物との「協働」をテーマに、雑草をコンポスト化とマルチ化することで、持続可能な農業を推進できる。
成果物2では、雑草ふりかけの効果を検証する実験を行った。性質が異なる土を2つ用意し、それぞれ雑草を撒いたパターンとそうでないパターンの合計4パターンの植木鉢で植物を育てる。土は「庭の土」と「市販の土」、植物は「ルッコラ」を使用した。
実験では「市販の土」に雑草を撒いたものが一番成長した。次点で「庭の土」に雑草を撒いたものだった。